触角葉糸球体活動の光学計測
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 脳は多数のニューロンから構成され,同時に多数のニューロンの活動により,脳内の信号は処理される.このような多数の神経活動を同時に計測する手法の1つにイメージングがある.ここでは,膜電位感受性色素(RH414)をもちいた,膜電位計測のデータを示した.RH414は,ニューロンの膜電位に比例して蛍光強度が変化する色素である.この色素で,カイコガの匂い情報処理をおこなう嗅覚系1次中枢である触角葉を染色し,触角神経への電気刺激に対する応答を0.6msec毎に計測した.